いつも落雁 諸江屋をご贔屓にたまわりまして誠に有難うございます。
江戸時代末期すでに混沌とした時代に加賀藩下級武士の身分を離れ、
京都大徳寺門前の菓子屋にて菓子職人として修行した当店初代嘉平が故郷金沢に戻り、 嘉永2年に野町の地にて創業し、170年余りの歳月が流れました。以来7代の今に至るまで、お客様に喜んでもらえる菓子、
笑顔になって貰える菓子を本分として菓子作りに邁進して参りました。 途中、日清、日露の大戦や太平洋戦争にて営業そのものが危機を迎えましたが、 その代その代が苦心と知恵を絞り現在まで創業時の製法と味を守り続けてまいりました。これからも落雁 諸江屋にご愛顧賜りますれば幸いでございます。