金玉水・銀玉水
葛饅頭の一種である。
通常、葛饅頭は二人がかりで作るが、『金玉水』『銀玉水』の場合は、
春日山焼の器に葛を流し、一人で仕上げる。葛をクチナシで黄色に
染め上げたのが『金玉水』、無着色の葛を使ったのが『銀玉水』で、対をなしている。
13代加賀藩主:前田斉泰公の文政九年(1826)正月六日の御前に登場するほか、
城内における五節句の祝い膳にも上っていた。
北國新聞 出版局 月刊「アクタス」より
【加賀ゆかりの菓子について】
この菓子は、加賀の菓子文化の歴史を再現するため特別に作られました。
そのため販売は一切しておりませんのでご了承くださいませ。記・加賀百萬石 【加賀ゆかりの菓子】
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